金曜日

乳がんの検査

乳がんの検査では、集団で行うスクリーニング検査も行われるようになりました。最新の方法では、マンモグラフィーを使用した、検査が行われるようになってきました。

マンモグラフィー検査とは、一種のX線撮影をして乳がんを調べる検査です。以前は視診や触診だけでしたが、マンモグラフィー検査の登場により、小さながんの状態でも発見することが可能になりました。

ただし、マンモグラフィーで異常が発見されたと言ってもがんであるかどうかは判明しません。その多くは良性であったりしますので、実際に悪性であるかどうかの確率は低いと考えられます。

一般的に乳がんの検査では、マンモグラフィー検査と視診と触診などを組み合わせて行うことになると考えられます。

また、超音波を使用すると、わずかな乳がんでも発見が可能であると考えられています。マンモグラフィーの欠点として、乳腺部分の細かな組織ではがんが的確に発見しづらいという欠点があり、そのような場合は、MRIや超音波検査の方が確実に乳がんを発見することが可能になると思われます。

また、ある程度乳がんが進行していて、ある程度の大きさがある場合は、触診や視診でも十分乳がんを発見することが可能であると思われます。