火曜日

膀胱がんの検査

膀胱がんの検査では、内視鏡を使った検査、尿細胞検査、触診、造影検査、CTなどの画像検査が行われます。

膀胱がんの内視鏡検査では、内視鏡を膀胱に入れて、膀胱内を調べます。がんが生じているかどうかといったことや、がんの数や部位、形など詳細に膀胱がんを調べることが可能です。

がんが膀胱内にとどまっているもの、マッシュルームのような形であるもの、前立腺までにがんが進行しているかどうかといったことが分かります。

尿細胞検査では、尿をとって尿のなかにがん細胞があるかどうかを検査します。尿の中にがんが混じっていないこともあり、確実に膀胱がんを判明することは難しいですが、簡単に行うことができます。

触診では、医師が肛門から指を入れて直接触って検査します。

画像診断では、がんの広がり具合や、転移の状況などを検査します。

また、膀胱がんの場合は、造影検査というものがあります。造影検査を行う際には、造血剤を血液中に注入して、尿として排出されるわけですが、その後X線を使用して検査を行います。

これにより、膀胱の腎孟や尿管部分にがんが生じているかどうかということが確認することが可能です。このような組織は、膀胱内で上皮に覆われているために、診断することが難しい部分でもあります。