火曜日

白血病の検査

白血病の検査については、一斉にがんの検査をするようなスクリーニング検査は行われていません。しかし、血液検査や、健康診断でも白血病が疑われることがあります。

しかし、白血病であるかどうかの確定的な判明と、どのような白血病の状態かという詳細なことに関しては、さらに検査が必要になってきます。

およそ白血病が疑われた時には、骨髄穿刺という骨髄検査をすることが多いようです。

骨髄穿刺は骨から穿刺という器具を使って、骨髄を抜き出します。その際には、穿刺を刺す部位に局部麻酔をします。

骨髄穿刺をすることによって、骨髄の状態が分かります。また、遺伝子の異常、血球細胞の状態を知ることができます。これらが異常である場合は、白血病を疑います。

白血病の場合は、リンパ節が腫れていることが多いので、そのような場合は、リンパ節から細胞をとって異常がないか調べるリンパ節生検という検査をします。

白血病では、CTやMRIを使用することがあります。これらの画像による検査が必要な時は、白血病患者の膵臓が大きくなっていないか調べるときに行われたりします。白血病では膵臓肥大が見られるからです。

基本的には、血液検査をしていれば白血病の場合最初の段階で引っかかるようです。