木曜日

胃がんの検査

胃がんの検査は、X線撮影、CT、内視鏡検査、超音波内視鏡、腫瘍マーカー検査など多岐にわたります。

胃がんの場合は、一斉に集団でスクリーニングという検査法を実施しています。その際にはX線撮影を用いた検査を行います。

X線撮影検査は胃がんの一般的な方法としてある程度容易に行うことができます。X線撮影をすることによって、胃の内部や粘膜の状態を詳細に調べることが可能です。

しかし、X線検査を受けるには、前日は寝る前の3時間くらい前までに夕食をとって、それ以降水も食べ物も胃に入れることができません。このような状態でバリウムを飲んで、胃がんの検査を実施します。
検査自体は数分で終わります。

CTによる胃がんの検査も、有効な検査の一つです。CTによる検査も、X線撮影検査同様、検査前まで食事ができません。しかし水は飲めるようです。画像診断中は、ヨードという造影剤を点滴で注入し続けます。この検査も数分で終えることが可能です。また、近年のCTの検査技術の向上により、わずか1センチを下回る胃がんであっても発見することが可能になってきています。

その他にも、胃がんの検査法として、内視鏡を使った検査もあります。これは、内視鏡を口から入れて、胃の内部を調べることができます。この検査も他の検査同様胃の中は空っぽの状態で行うことになります。